先に一つ念押ししておきますが、この記事を読んでもらえたら絶対にオーディションに合格しますとか芸能人になれますとかはさすがに無責任すぎるので言えません。
でも一次審査でおなじみの書類選考を通過する為には正しい自己プロデュースさえできればそう難しくはありません。
一応根拠もありまして、それは私自身です。
乃木坂46 2期生オーディションの書類審査通過
私マコザネは、大学時代に乃木坂46の2期生オーディションを受けたことがあります。
私の容姿は特別良いわけではなく、ごく平均的な顔です。
容姿のレベルは高くないけれど、自分の魅せ方をちょっと工夫してうまいこと自己プロデュースに成功したので応募総数16,302名いた中、書類審査でがっつり削られるにも関わらず二次審査に駒を進めました。
セルフプロデュースってなに?
オーディションには何千人、乃木坂や欅坂など人気アイドルグループなんかでは何万人もの応募者がいます。
当時、鳥居坂46と銘打ってのオーディションでは応募者数22,509名でした。
その膨大な量の応募書類は当然ながら1人1人をじっくり見て審査はできません。
例えば、1人につき30秒応募書類を審査員が22,509名分の書類に目を通すだけで単純計算で675,270秒、時間に直すと約187時間=7日以上かかります。
審査員は複数いる、労働時間は7時間くらい…とか色々考慮したらこんな単純な計算ではおさまりませんが、とにかくじっくりなんて見てくれません。
書類審査の段階では長くても5秒~30秒くらいしか見てもらえないでしょう。
パッと見て写真がかわいい→書類に書かれている事を見る→キープ(書類審査通過)
パッと見て写真がイマイチ→はい、次の人の写真!
こんなかんじ。
セルフプロデュースはパッと見てかわいい・自分が一番よく魅せる方法を知ることです。
1次審査は【写真】と【経歴や志望動機など】の書類審査になりますが、どんなにかわいい子でもそのかわいいさを伝えきれない写真を送ってしまえば、そこで切られて終了です。
逆に実物が並の容姿でも写真が盛れていて、前者の本当にかわいい子以上にオーディション用写真が可愛ければ、書類審査は通ります!
じゃあ写真の盛り方はどうすんの?ってところですよね。
チャンスをつかむ写真の撮り方
当たり前ですがフォトショップやアプリで加工するわけではないです。
というか、オーディション写真で加工は絶対NGです!可愛くても落とされます。
たかが写真でも、自撮り・友人や家族に撮ってもらう・写真館でプロに任せる…など方法は様々です。
どれがいいのかなー?やっぱりプロが撮ってくれた方がいいのかなぁ?とTwitterのDMで相談も多数受けましたが、どのくらいかわいいか、そして自分にとって1番かわいく見える角度などで適した撮り方が変わります。
この時大切なのが、自己評価が高かろうが低かろうが、客観的に見てのかわいさです。
例えば…
- Sクラス美人
この人は何したってかわいいです。極端な話、服がジャージだろうが、学校の集合写真、写真館でオーディション用に撮る、自撮りでキメる…どれでもかわいいので、何でも審査通過しそうですが、プロが撮ってくれた方がよりかわいさを引き出してもらえる可能性が高い。白石麻衣ちゃんがジャージ、自分がかわいい洋服でも多分まいやんのが圧倒的にかわいいですよね。
- 平凡にかわいい
このくらいの子は、撮り方次第でオーディション写真をSクラス美人ばりの写りに見せられます。写真慣れしていないなら写真館では撮らない方が無難。あと友達2.3人と自撮りとかする時に、シャッター切るのが友達だと自分の写りが微妙な事が多い(自分がシャッター切れば、自分のタイミングだから写りいい)とかの人も、他人に撮られた写真では良さが引き出せなかったり。
つまり、まずは自己分析。自分がどれくらいかわいいか、写真写りは学校の集合写真や卒アル(一応プロのカメラマン)の時がきれいか、友達や家族で撮る写真がきれいか、自撮りなら盛れる!等…
なので、一概にどの方法がいいかは言えません。
ちなみに私は自撮りで送りました。(乃木坂以外のオーディションで写真館で撮ったこともありますが、表情が固くなってしまいイマイチでした)
オーディションによっては自撮り写真NGかもしれませんが、明らかに自撮りとわからなければ、そしてかわいく撮れてれば、書類審査は通過出来ます。
自撮りするならここで撮れ!
よくオーディション雑誌なんかでは、外の開放的な場所で撮るとGOOD!とか見かけますが、私はあんまりオススメしません。
なぜかというと、光の調整が難しいからです。
そこで私がオススメするのは、洗面所です。
お風呂上りだと少し自分がかわいく見えた事ありませんか?私はあります。笑
それには理由があって、洗面所の鏡の上、または横にライトが付いているタイプだと、顔にきれいに光が当たっていわゆる女優ライトのような働きをするのです。
自撮りでオーディション写真送る方はぜひ練習してみて下さい。
撮って、撮って、撮りまくれ
私はオーディションまでの間、100枚以上は自撮りしました。
ある女の子からはTwitterのDMで100枚ってすごくたくさん撮ったんですね!と言われましたが、私は100枚くらい全然多いとは思いません。
プロの雑誌撮影なんかでは、たった2.3ページの記事の為に何百枚と撮ります。そこから厳選されたものを私達は実際雑誌で見てかわいいなーって思うことを考えたら、全然たいしたことないです。
髪を結んでみる、前髪の分け方を変える、歯を見せて笑う、ピースしてみる、真正面ではなく少し斜めから角度をつけてみる…様々なパターンで撮ってみて、どれが一番自分をよく魅せる方法なのか?
角度のつけ方、表情の作り方、何回もやればそれなりになります。
推してるアイドルの自撮りで研究
自分が推してるアイドルの子がブログなどで上げてる自撮りと自分の写真を見比べて研究すると、結構発見があります。
本物のアイドルと一般人の自分の自撮りでは雲泥の差があるとは思いますが、
推しのアイドル→かわいいー!!
自分→ブスだなぁ…はぁ…
これでは全く研究になっていません。
研究する時の考え方は、かわいいって何がどうなってたらかわいく見えるのか?
例えば目。大きいとか二重とかそんな大雑把なことではなくて、黒目の位置とかね。真正面ではなく、ちょっと角度つけて撮影するだけで黒目の位置が変わります。黒目がキレイに丸く見えるように写すとよりかわいく見えるなーとか。
こうやって自分に足りなかったものや、撮り方を研究していきましょう。
自分の推しの写真見ていたら、オーデションに賭ける想いもどんどん強くなってモチベーションも上がる!
良いことばかりです。
自己PRでみんながよく書いちゃうNG文章
ここではわかりやすく、自己PR欄の書き方を例でさらっと書きます。
- ダメな例
子供頃からアイドルに憧れていて、自分も元気を与えられるような高橋みなみさんみたいなアイドルになりたいと思い応募しました。
特技:ダンス
好きな芸能人:高橋みなみさん
好きな理由:テレビにたくさん出ていて、いつも面白い。
- 良い例
2012年のAKB総選挙は高橋みなみさんに100票入れました。月に2回は遠征して、握手会やイベントに通っている自他共に認めるドルオタです。ファンの気持ちがわかるオタク系アイドルを目指しています!
特技:暗記(徳川家15代フルネームで言えます)
好きな芸能人:高橋みなみさん
好きな理由:イベントやコンサートで最後に深々礼をして、1番最後にはけて行く礼儀正しさと、テレビで見せる面白さに尊敬しています。
みたいなかんじで、ダメな例はよくある量産型の文章です。
どっちも似たような事を書いてますが、具体例や数字(100票、月2回など)を入れてどんな人物か想像しやすくする、膨らませ方を変えたり、特技は周りに差をつけたり…審査員にインパクト残してなんぼです。
応募は早まるな!ギリまで粘れ!
応募期間中、すぐ書類を送っても最終日に送っても審査に影響はありません。
だったら、ちょっとでも写真の撮り方や魅せ方を研究した方が絶対いいと私は思います。
パソコンやスマホから応募する場合、システム障害や添付の不備を考えて、最終日の締め切り数時間前には送った方がいいかもしれません。
私は締め切り5分前に送りましたが。笑