2017年春から約1年休職し、2018年春に退職して今は専業ブロガーをしています。
タイトルにある通り、会社で救急車呼ぶ騒ぎになるくらい体調崩してしまいました。
なんでこんな事になったか。
どっから振り返ったいいのか、正直入社した事自体が間違えだったのか…
自分でもわからなくなってしまったので記憶の整理も兼ねて、入社から倒れるまで時系列で振り返ってみます!
てか、ホント会社で倒れたとか洒落にならないので、まじでみなさんにも気を付けて欲しいから、とりあえず読んで下さい。
2015年夏頃 大手企業A株式会社へ転職
業界最大手であり、業績も右肩上がりの優良企業。
ボーナスは計6ヶ月分出る、年間休日126日以上、福利厚生も抜群。
こんな好条件受けるしかない!!と私も思い立った1人でしたが、事務員1名の中途採用募集に対して、志望者は140名以上いたそうです。
…そりゃこんな求人みんな飛びつくよね。
選考の流れは
書類選考→筆記試験、GD(グループディスカッション)→最終面接
中途採用でGDやるなんてビビった。
しかも当日いきなりGDやると聞いて、私含め誰もそんな準備してないからもうカオスww
みんなシーンとしちゃって間に耐え切れず、リーダーシップ皆無な私がリーダー志願してしまった。
なんとかまとめたけど、グダグダ。
どのくらいグダったかというと、タイムキーパーが時間計ってなかった。そのくらい酷かった。
このチームは共倒れでみんなで仲良く落ちたな…と確信していたのに
持ち前の運と第一印象の良さだけで、なんとか駒を進めました!ウッホ!
そして最終面接。








ぜひお願い致します!
こうして私は無事、転職に成功しました。
いざ入社したら…業務内容、人間関係、全てがクソ
入社1日目、初対面の事務の課次長(女性50代)が私に対してなぜか敵意剥きだしで感じが悪い。めちゃくちゃ怖かったな。
その原因は、そもそも私は誰かが辞めた欠員補充などではなく、増員で雇われた事にありました。
最終面接の面接官のその場のノリでマコザネも採用するかー!となったけど、現場の人間は誰もそんな事は望んでいませんでした。
“教えるのが面倒くさい”
“別に今いるメンバーで手が回っている”
だから全く歓迎されず、仕事も与えられませんでした。
いわゆる社内ニート。
さらに人間関係もキテた。
一緒に働く同僚は体臭が異常にキツイ人(ワキガ)や机の下でこそこそスマホゲームする人…
そして一番許せなかったのはトイレの便器にう〇こをべっとり着けたままの人。
それも毎日。快便っ!!!!
ちなみに男女別のトイレなのでう〇この犯人は女性。事務所の女性は片手で数えられる少人数の中で。
その便器に出くわす頻度がまぁ高いこと。だいたい2日に1回ペース。酷い日は1日に3回も当たった。
その度に、毎回きれいに掃除していたのは相当なストレスだった。
こんな状況の中、私が入社して半年後になんと後輩が入社する。
後輩はいわゆる縁故採用(コネ)で、みんな表面上はとても優しく接していたけれど、その子が帰った瞬間にどこからともなく悪口アンド悪口。
ここでアレなのは、後輩が入社して以来、私に対しては冷たかった人もみんな普通の対応になった。社内ニートなのは変わらなかったけど。
多分私も後輩が出来るまでは悪口言われまくりだったと思うんだけど、その悪口の対象が私から後輩へ変わった。
その後輩をかわいそうだと思ったけれど、正直それ以上にホッとしていた。
そして、そんな自分が薄汚いなぁと自己嫌悪も凄く感じるようになっていった。
体調不良の足音
入社から1年半くらいが経った頃くらいから、少しずつ体調の変化を感じ始めました。
それは…
- 喉の閉塞感
- 喉の痛み
- 微熱(37.0~37.8度程度)
- 肩こり
- 動悸
そもそも症状が体に現れる以前から、職場のストレスで毎日仕事へ行くのが本当に辛く精神的に壊れる寸前だなぁという感覚はありました。
会社の前まで来たのに、涙が急に溢れてきて休んだこともあった。(メンタルクリニックに行こうとしたが、どこも1カ月以上待ちがあり診察してもらえず、ただ家で泣いていた。)
こんなの明らかにやばい状況。
今思えば、身体が必死にSOSを出してくれていたんだと思う。
ここで辞めていれば…と本当に後悔しかない。
でも、当時の私はそうは言っても誰だって仕事をしていたらストレスくらい溜まるし、どこの職場に行っても合わない人間くらいいる!だから頑張らなきゃ!
と、無意識に自分の事をさらに追い込む思考になっていました。
そしてついに最悪の事態に陥ります…。
職場で救急車を呼ぶ
2017年春。業務中に喉の閉塞感を感じる。
『あれ…やばいな。喉めっちゃ苦しい。』
軽く首を絞められてるような感覚。
ちょっと更衣室へ行き、飲み物を飲んで落ち着こうと席を立ったんだけど、心臓の動きが変。
全速力で走ったような心臓のバクバク感。そして、めまいと意識が飛びそうなような、このまま死んでしまいそうな訳の分からない不安感。
『ここは職場だから迷惑かけちゃいけない!』っとこの期に及んでそんなことが頭の中をよぎったけれど、
心臓がいよいよおかしい。この動き方じゃ死んでもおかしくない!!死にたくない!!と廊下の床に倒れそうになりながら、自ら119番。
携帯で119に掛けたこのタイミングでたまたま社内の人が廊下に出てきて、最後の力を振り絞り
『た、助けて。息が、心臓が…119に繋がっているので住所を…』とカタコトで携帯を渡し、その後救急車が到着するまでの記憶はあまりよく覚えていません。
そのまま病院へ。その日は血液検査と点滴をして、少し休み帰宅。
その後、いろんな病院や専門科で検査をしました。
内科、耳鼻咽喉科、血液内科、甲状腺専門病院、循環器内科、呼吸器内科…まだあったかも。
そして、会社での心臓がおかしくなった現象はストレスからくるパニック発作で、自律神経のバランスが崩れているということがわかりました。
しばらくは体調不良なだけで発作はなかったのですが、2017年8月くらいから一人で病院に向かう途中の駅でパニック発作を起こしたりもしました。マジで死ぬかと思いました。
結局、パニック障害という病名がわかり、会社は休職1年後に辞めましたが現在も自宅療養中です。
社畜、社内ニート、みんな早く逃げて!
…いかがでしたか?
会社で倒れるとか迷惑極まりない、社会人失格だなぁと反省していますが、それ以上にここまで自分自身を追い詰めて頑張り続けてしまった事を本当に後悔しています。
倒れて以来ずっと体調は悪いままで、なかなか回復しません。
ゆっくり、本当にゆっくり回復を待つのみです。
心身ともに健康な事って本当に幸せなことです。
失ってからでは遅すぎます。
辛かったら逃げていい。仮病でもズル休みでもしていい。
2018年6月現在、認知行動療法に取り組みながら一歩ずつ出来る事を増やしています。