豆腐メンタルな私はタレント養成所アクターズスタジオを1日で辞めました

今回は前回のサンミュージック養成所を辞退したあとに一瞬だけ所属したスクールアクターズスタジオについて書かせて頂きます!

先に言っておきますが、すごくいいスクールでした!

それなのに何故すぐスクールを辞めたのか…語らせて下さい。笑

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アクターズスタジオ

アクターズスタジオ(公式ホームページリンク)は北海道を拠点に発展した芸能養成スクールです。

三浦春馬、大政絢、w-inds.、AAAの西島隆弘など俳優やダンスパフォーマーなど数々の有名人を輩出しています。

札幌、群馬、東京、大阪(横浜校もありますが2017年10月1日現在閉鎖中)の4校あります。

前回の記事にも書いた通り、サンミュージック養成所に合格したものの特待生にはなれず、入所金(20万円くらい)と毎月の月謝(3万円くらい)を考えた結果、所属するのを諦めました。

そこで、現実的に通える養成所をもう一度考え直した結果…

 

養成所に求める条件
  1. 入所金、月謝が安い
  2. 実績が豊富
  3. レッスンのレベルが高い

 

この条件にピッタリあったのがアクターズスタジオだったわけです!

とくに入所金は6,000円、月謝は16,200円かなりリーズナブル

ここまで安い養成所だと聞いたことないような無名の所や、詐欺まがいの所も多いのでちゃんとした養成所だと最安値じゃないでしょうか。(マコザネ調べ)

そして特にオーディションはなく、レッスンの説明会に参加して簡単な個人面談を行って入所できるのも魅力です。

私も説明会に参加して、即入所を決めました。

当時20歳のマコザネ、大手のタレントオーディションは書類審査落ちの経験のみ、芸能界を目指すのも遅い年齢でした。

それでもこのレッスンに通ってちょっとずつでも成長していつか夢を叶えるんだ!と高い志で初めてのレッスンに向かったのですが…。

 

初レッスン

その日は初心者向けの歌とダンスレッスンの日でした。

両方とも全くの素人で特にダンスは苦手。

ただ、歌は一人カラオケで練習を積んでいたので、できないなりにちょっとは自信がありました。

レッスン生は小学生10人程でした。(多分、一番初心者のクラス)

みんな私よりも何ヵ月か先に通っている先輩小学生。

そこにガッツリ大人の新入りの私。めちゃくちゃ恥ずかしい。

「まぁでもこのくらい想定内!この程度で恥ずかしいなんて言っていたら芸能界なんて目指せない!」

と、大人の余裕見せつつ、いよいよ歌のレッスン開始。

 

一人ずつ順番に1曲好きな曲をカラオケのような機械でフルコーラス歌う。

先生がアドバイスしてワンフレーズ歌ってはまた先生の直し…みたいな感じ。

これならきっと練習の成果を発揮できると、やる気満々でした。

 

とりあえず私は一番最後。

ところが、小学生達が先に歌ってくれたんだけど、めっっっちゃ上手い

よくテレビ番組でみるカラオケ歌うま王とかに出られそうなレベル。

もう全然素人に見えなかった。

最初に歌った子がたまたま上手かったのだと信じたかったですが、みんな上手すぎでした。

 

すごくバカな話なんですが、初心者のレッスンなら1番自分が上手くて、トントン拍子で上級者レッスンに参加できる!…なんて想像が膨らんでいました。

こんな事を考えていた事、あんなに大人の余裕(ドヤァ)とかやってた数分前の自分、全部恥ずかしすぎて結局この歌のレッスンでは私は急遽見学だけにしました。

 

そして苦手なダンスレッスンは見学すらせずに、帰りました。

 

豆腐メンタルと高いプライド

それから数日、これから通えるかどうか真剣に考えました。

せっかくいいスクールで、お金もあまり掛らない所を見つけたのに…

 

できないから上手くなるために通って努力するべきだと頭ではわかっていました。

それでも、小学生より圧倒的に下手でみんなの前で恥をかきたくない気持ちが勝ってしまいました。

結局、レッスン代を払ったのに見学をしただけで辞めました。

 

 

こんな豆腐メンタル野郎なのに、スクールに加入する前は養成所に入ればコネとか簡単に出来てアイドルオーディションの一次審査くらい免除になるんじゃないか?って甘ったれた事を考えていました。

何に対しても言える事だけど、新しいことを実際に始める前は何とでも偉そうな事を言える。

やってみると考えていたより、体力.技術力と同じくらい(もしくはそれ以上に)メンタルもかなり擦り減るという事。

 

私はスクールを辞めてから、自分のメンタルの弱さとプライドの高さに嫌気がさし、そこから1年くらいオーディションも受けませんでした。

で、最後に受けたのが乃木坂2期オーディション。

今までのブログ記事を読んで下さった方は、話が繋がったでしょうか。

こういう背景があったからこそ、乃木坂2期は全力で受けられました。

夢を目指して頑張っても叶うとは限らないし、そもそも頑張れない時もあるかもしれないけれど、マコザネは自分がこんなだったから、芸能界目指してる子を本気で応援しています。

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